製造と品質への取り組み
お客様のニーズを的確に把握し、
より良い製品をお届けできるよう
「自社生産体制」を整え、
QMS※1に基づいた高品質の製品を
ご提供しています。
原材料の調達・配合から最終製品の滅菌に至るまで一貫して行う「自社生産体制」を整えています。
また日本国内の薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)や
QMS省令(医療機器及び体外診断用医薬品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令)に加え、
米国FDA※2や欧州MDR※3などの規制要求にも対応した管理体制を構築しています。
さらに医療機器分野の国際品質規格であるISO13485の認証を取得しており、
グローバルに通用する品質マネジメントを実践しています。
※1 医療機器及び体外診断用医薬品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令
※2 米国のFood and Drug Administration(食品医薬品局): 食品・飲料、化粧品、医薬品、医療機器、バイオ製品、動物用
医薬品等の安全性・有効性の審査・承認等、製品の監視と規制を行うアメリカの連邦政府機関
※3 欧州医療機器規則(Medical Device Regulation):2021年5月26日より適用となった、欧州連合の新たな医療機器規制
生産拠点
(工場と生産拠点)


出雲工場
幅広い製品と医薬品を手掛ける総合生産拠点
出雲工場は、輸液セット、経腸栄養セット、心臓血管関連製品、腹膜透析関連製品など、JMSを代表する幅広い製品群を生産しており、さらに医薬品の製造も行っています。また、医療機器特有の精度が求められる押出成形や射出成形の技術を有しており、プラスチック材料の加工から組立、包装、滅菌まで一貫した生産体制を確立しています。
こうした高度な技術と品質管理により、高品質かつ安定した供給を実現し、国内外の医療現場に貢献しています。
〒693-0032 島根県出雲市下古志町127-1
TEL:0853-23-0211 / FAX:0853-23-1087

三次工場
ディスポーザブル医療機器の中核拠点
三次工場は、注射器・注入器、注射針・カテーテル、AVフィスチュラ関連製品など、ディスポーザブル医療機器の生産を担っています。特に「穿刺時の痛みを軽減する針」を、造管から研磨、組立まで一貫した工程で製造し、患者さんの負担を和らげる高品質な製品を国内外の医療現場に安定供給しています。
優れた加工技術と徹底した衛生管理のもと、安全で信頼性の高い製品を国内外へ届けています。
〒728-0016 広島県三次市四拾貫町山家350
TEL:0824-63-7141 / FAX:0824-63-9324

千代田工場
ディスポーザブル機器とME機器の複合生産拠点
千代田工場は、中空糸製品、不織布製品、各種カテーテルの生産に加え、透析関連装置や血液透析用コンソールなどのME(メディカル・エレクトロニクス)機器を製造しています。国内工場の主な滅菌拠点としての役割を担い、製品の清浄性と安全性を確保しています。また、海外グループ会社で生産された製品の受入検査・品質保証も行い、グローバルな供給体制を支える重要な拠点です。
滅菌技術と徹底した品質管理体制の両面から、JMS全体の信頼性を支える中核工場です。
〒731-1514 広島県山県郡北広島町新氏神10
TEL:0826-72-2611 / FAX:0826-72-5384
品質管理体制

品質保証体制
JMSは「患者様に安心して使用いただける製品を届けること」を最優先に、薬機法・QMS省令や国際規格に基づいた品質保証体制を構築しています。国内外の生産拠点を含め、設計から製造、市販後に至るまで、一貫した品質マネジメントを徹底しています。
品質マネジメントシステム
- 薬機法・QMS省令に準拠し、医療機器および医薬品の製造管理・品質管理を徹底
- ISO 13485(医療機器品質マネジメントシステム)認証取得により、国際基準に沿った運用を実現

統括管理体制
- 本社に品質保証部門を設置し、全社的な品質ガバナンスを担う
- 各工場に配置された品質管理部門と連携し、二層構造で国内外の拠点を管理
- 海外工場製品については、千代田工場での受入検査・品質保証を行い、国内市場への安全な供給を確保
リスクマネジメントと市販後対応
- ISO 14971に基づくリスクマネジメントを導入し、製品ライフサイクル全体の安全性を評価・管理
- 市販後安全管理(GVP)体制により、不具合情報の収集・解析、回収対応を迅速に実施

